Raspberry Pi 5を用いてモジュール評価環境を検討しました

 設計のご依頼を頂いたモジュール基板の出来栄えを確認するため、シリアル I2C(2線式シリアル通信)インタフェースからデータをリード/ライトする評価環境をRapberry Pi 5(シングルボードコンピュータ)を用いて検討しました。

【構成一覧】
 Linux環境下でのプログラミングになりますので、開発環境としてマルチプラットフォーム対応でインストールが容易なPythonにしました。情報が入手しやすい点も本件では重視しました。合わせて、外部でデモンストレーションが出来るように、Raspberry Pi Connect(リモートデスクトップ)を導入しました。

項目仕様
ハードウエアRaspberry Pi 5(RAM 8Gb)
開発環境Thonny(Python 3.11)
拡張パッケージTkEasyGUI, smbus2(I2C IF 有効化済)
その他Raspberry Pi Connectによる
リモートデスクトップ

【ターゲットデバイスとの接続】
 テストとして、準備したシリアルEEPROM(24LC256)に接続してリード・ライトを行うため、以下の手順で進めました。

  • ターゲットデバイスとの電気接続
    GPIOの3番(SDA)、5番(SCL)、9番(GND)ピンからリード線を引き出し、ターゲットデバイス(シリアルEEPROM)と電気接続をしました。
  • デバイスアドレスの識別(電気接続の確認)
    ターミナルにコマンド( sudo i2cdetect -y 1 ) を入力し、設定したデバイスアドレス(0x50)が認識できることを確認しました。
  • 8バイトデータのリード・ライト
    ハードウエアの環境とデータのインプット/アウトプットを定義したプロンプトを用いて生成AI(Gemini)にプログラム(GUI)の作成を依頼しました。GUIの設定に一部間違いがありましたが、修正して難なく指定した8バイトデータのリード・ライトが出来ました。

【今後の見通し】
 ご依頼頂いたモジュール基板に搭載のデバイス用に評価用のGUIを作成し、試作したデバックを進める予定です。

Raspberry Pi Connectによる接続画面

GPIOと外部デバイスとの接続

GUI画面

 シリアルI2C IFを持ったハードウエアの評価でお困りでしたら、お問い合わせ からお知らせください。お困りごとを伺いながら、一緒に課題を解決していきます。